2014年11月27日木曜日

私とメルと自動書記〜かのんになるまで〜

かのんになるまでの続きです。

メルとの自動書記で、色々なことを学んだ私ですが、一番驚いたことは、過去世からの思いグセが今に強く影響を与えているということでした。

影響は過去世だけではありません。もちろん今世の影響をうけているのですが、その今世に影響を与えているのが過去世からなのです。
つまり色々な人生が繋がっているひとつの魂なので、影響も続いているのですね。

なので、思考を変えるために過去世からアプローチする方法と過去世からアプローチする方法があります。
これは人によって、その場合によって、どちらがいいかは一概には言えません。なぜならどちらも一長一短なのです。

今世からのアプローチは、まだ記憶に残ることや忘れていたけど昔あったことに触れ、そこにある感情をほどいて手放していきます。自分に起きた出来事なので認識しやすく、問題が解決したかどうかもわかりやすいです。
デメリットとしては、人によってはとても辛い出来事に向き合うことになりますので、心の痛みが出ます。しっかりと解決まで結んであげないと、痛みが増すばかりで、相談する前より辛くなることもあります。でも、解決してしまえば、スッキリ感も大きく、自分で超えた感覚も残るので、これからの生き方そのものに希望を持ってもらえます。今世の問題を扱う時は完了する、そして、痛みを癒すことを大切にします。

一方、過去世からアプローチするときは、たくさんの情報を瞬時に集めることができるので、複雑な思考がある場合、有利です。セッションでも一度に二つ、三つ続けて見ることが多いです。こういう過去とこういう過去から思考がこうなりがちですとお伝えすると、自分の中の説明しにくい感情とリンクされるようで、「そうなんです!」と言われることがよくあります。
不思議ですね。初めて聞いた過去にあったであろう物語から複雑な気持ちが導きだされるのですから。
過去世のもうひとつ良いところは、物語として聞いてもらえるので、痛みが出にくいです。そして、不思議なのですがその物語を聞いて理由のわからない涙が流れることがあります。
泣いているクライアントさんもなぜ泣いているのかわからないと言います。自分は知らなくても自分の魂はちゃんと覚えていて反応しているのです。その時に私が感じるのは、気持ちを今世の自分に聞いてもらってうれしいとか、昇華されることを喜んでいるとか、わかってくれてありがとうといった過去世からの感情です。本当にその時の気持ちが辛くて泣くこともあるようですが、ほとんどが、なぜ泣いているかわからないようです。そして、泣くことで、浄化されるのです。
デメリットとしては、感覚として今世の自分と一致しないこともあります。書き換えしたあと、生き方をアドバイスさせてもらうことがありますが、他人事のように捉えてしまい、そのアドバイスが活かされないこともあります。せっかく受けていただいたので、活かして欲しいのですが、最終的には、ご自身の受け取り方によります。なるべく、心に残るようお伝えするよう心掛けています。


今世からでも、過去世からでも、どちらでもいいと思うのですが、私はガイドに最高最善はどちらかを聞いてから従います。
どちらかというと、私の場合は過去世からが多いです。
ただ、僧侶でしたよ。とか、事故にあいましたね。だけで終わらずに、その時代に何を学んで、何を学び損ねたか、今世は何を学ぶといいのか、そして今の自分へのメッセージも受け取ります。

自分でもよくわからない感情を持っているとか、漠然とした不安感がある方、うまくいくかなと思うと結局なかなかうまくいかない方は過去世から強い思い込みを持ち続けているかもしれません。



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