2014年9月29日月曜日

幼少期 1 ~かのんになるまで~

今の私に至るまでを少しずつ書いていきます。あ、壮絶とかではないです。
どうってことないですので、お時間ありましたら、読んでください。案外真面目に書きます(笑)


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自分が他の子と違うなと自覚し始めたのは、小学2年生くらいでした。

小さい頃から出かけると必ずと言っていい程具合が悪くなりました。肩が急に重くなり、気分がどんよりして、胸がムカムカするのです。しばらくすると治るので、そのままほっておきましたが、肩があまりにも重いので、手でパッパッと払うことにしたら、これが案外効果的でした。さらに自分で進化させ、「どっかいって!」と心で叫ぶようになりました。本能的に何かの存在を感じていたようです。自然に除霊をしていたのだと思います。

ある時は、家の飾り棚の中の人形が「こっちを見てる!」と騒ぎ出しました。
今となっては真実はわかりません。もしかしたら、ただのヒステリーだったのかもしれません。でも今思い出してもリアルにどんな人形でどんな動きだったのか思い出せるのです。オランダのお土産の人形がこちらにグルーっと首を回して私を見るのですよ。それも何度も。往復で。
ぎゃあーーーー!ですねよ。
家族は「そんなことはない」と取り合ってくれませんでしたが、あまりにも私が泣き叫ぶので、しぶしぶ人形を処分してくれました。自分が変な子だと確信を持ち始めたのがこの頃でした。

そして、さらに石に顔が視えるようになりました。しかも、その顔の人の性別、年恰好、その時の感情が、なぜかわかるのです。
例えば、黒い顔のおヒゲのおじさんがすごく怒ってる!とか若いお母さんが悲しそうには泣いてるとか…。
全ての石に視えるわけではありませんが、時々そういう石があるのです。でも何かされるわけではないので普通に受け入れていました。そして、それはだれにでも視えるものだと思い込んでました。
3年生のある日、学校の中庭に大きめの石が敷き詰められました。おそらく除草のためだったと思います。体育館に行くためにはその中庭の廊下を必ず通ります。ある時、友達2人に「あの石って、怒ってるおじさんがみえるよね」ってある石を指差して言ったのです。すると、友達の顔色がみるみる変わり、言ってはいけないことを言ってしまったことに気づきました。それ以来、おかしなことを言わないようにしてきました。人と同じように、目立たないようにと意識をしながら生き始めたのです。

その後はひっそりと目立たないように
していましたが、5年生の時の野外学習は辛かったです。河原で水晶を探すという課題は半泣き状態でした。
それでもだれにも何も言わずにいました。それが自分を守ることでもあったのです。

読んでくれてありがとうございます。
幼少期2へ続きます。

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