2016年1月26日火曜日

本当の悩みと見せかけの悩み



先日内観がなぜ必要か?と書きかけましたので、続きを書きますね。
人は『したいこと』と『していること』にズレがあります。
案外本当にしたいかどうかわかっていないのです。
その違いがよくわかっていないから、したいことでないことをしてしまっているのです。


したいことなんて、わかっているつもりでした。
だって、なんだかんだと言いながらも、今まで自分で選択して生きてきたから。
自分なりに、したいように生きてきたような…。
けれど、本当にしたいか?というと話が変わってくるのです。


私の例でお話ししますね。
これはまだ、スピリチュアルな学びを始めたばかりの頃、ママ友と話していた時のことです。
彼女が『今度、ディズニーランドに行くんだ』と言ったのです。
その時の私は、『へぇーいいね。でも私特別、ミッキーとか好きじゃないんだよね。それにチビまだ小さいし。』と言いました。
彼女は『そうなんだぁ。』と言い、話はそこで終わりました。
そのあとになんだか違和感がずっと残っていました。
あまりにも気持ちがモヤモヤするので、勇気を出して、じっくりと考えることにしました。

まず、行きたいのか?行きたくないのか?

漠然と考えるとよくわかりませんでしたので、条件を変えて考えてみました。



・もし、今、臨時収入が20万くらい入って全部使っちゃってもいい状態なら行きたい?

そうだね。行ってもいいかも。



・じゃあ、次に、気候のいい時期の平日に旦那さんのお休みが取れたら行きたい?

それは、いいね。



・じゃあ、ディズニーランド内のホテルにお部屋が取れて、子供の状態を見てホテルでラクに休憩できたり、ホテル宿泊者だけの特典がいろいろ使えたら行きたい?

すごく行きたいかも…



あら…???

ディズニーのキャラクターグッズは持っていないけど、特に嫌いじゃない。
どちらかと言うと馴染みがないだけで、行ったのは随分前だし、むしろ今のディズニーランドを見てみたいなぁ…。

ディズニーランドでラクラクに楽しむ私達家族を想像したら、なんだかすごく行きたくなってきました。
なんと、好きじゃないしと言ってたのに、パレードでミッキーに手を振ってる私が想像できたのです。(例の耳付けてw)

あら、出てきちゃいました。本当の気持ち。



本当は、行きたいけど行けないから、色々と理由をつけて行きたくないと思ってた。
その頃は、経済的にも時間的にも感覚的にもゆとりがなかったのです。
「どうせ行けないし」という気持ちが強くて、素直に自分の気持ちを受け止めることができませんでした。
行けないのに行きたいと思うと辛くなると思っていたのです。

結局行けませんでしたが、気持ちは晴れやかでした。
家族で行きたいから、いつか行けるように整ったら行こう!

そう思えたら、モヤモヤが消えたのです。
そして、数年後になりましたが、行くことができました。



人は一番の願望が叶わないと思うと代替え案を創り出します。
2番、3番の願いを叶えようとします。
それはそれで悪くはありませんが、
1番の願望が、たとえとてもとても大きくて叶いにくくても、自分はそうしたいと思っていると認めることで、認めていない苦しさから解放されます。
1番に気づかないまま、2番、3番を叶え続けても満足しません。

もちろん願いは全て叶うといいし、叶える努力も必要ですが、まずは本当の気持ちを知っていることが大切です。

『本当の望みは叶うよ』と守護によく言われます。
本当の望みがわからないとそもそも叶いようがありません。
望みがわかっていても、もしなかなか叶いにくなら、ちょっとずれているかもしれませんね。


ここで例をあげてみましょう。



夢としての例


歌手(タレント)になりたいのですが、うまくいきますか?
なりたい理由は?…みんなにすごいと思われたいんです。
そして、みんなを幸せにしたいのです。




このケースの場合は、まずは、自分をもっと知ります。
なぜ自分を認めてほしいのか?なぜ認められないのか?
見つめなおします。原因がわかったら、いろいろな手法で自己肯定感を高めた上で、
本当に純粋になりたいのか確認して、理屈を超えてその世界が好きなんですと揺るぎなければ、GO!です。どんな波が来ても突き進めます。チャンスも活かせるでしょう。結果として誰かを幸せにするでしょう。




恋愛での例



メールや電話のやり取りは楽しいのですが、彼の方から先に連絡がこないので、彼からしてきて欲しいのです。
その理由は?…愛されていると安心したいからです。あまりいろいろと言ってくれないので気持ちがわからずに不安なのです。

このケースの場合は、まずは、自分を大好きになることです。
良いところ悪いところ含めて自分を認めましょう。
そして、今の彼が充分に愛してくれていることの喜びを感じましょう。
まずは返事をくれていることに彼の愛を感じ、愛されていると受け取りましょう。
そもそも持っている不安感の元を探し出し、解消しましょう。
小さなことに一喜一憂せずに、「彼から先に連絡が来てもこなくてもどちらでも良い、ただ、彼のことが純粋に好きなんです」と感じた時に、あなたはもっともっと愛され始めます。




どちらのお悩みも自己肯定感の低さが隠れています。
そのままでは、どちらの世界でも成功はしづらいでしょう。
自己肯定感は、幼い頃から高いまま持ち続けてこれる人は案外少ないです。
なので、他からの評価(人気、お金、出世、評判、他からの愛情表現)で上げようとしがちです。
他から認められることで埋めようとしますが、所詮、人の言葉であり、いっときです。
またすぐに埋めたくなります。


本当に埋まるものは、自分の言葉、自分の愛のみです。
他人の言葉や評価は受け取って、自分の言葉にきちんと変換して自分を認める材料にするといいでしょう。

人間の悩みには、本当の悩みと見せかけの悩みがあります。

本当の悩みは自分のことを深く見つめ直す必要があり、そこには、忘れている傷や自信のなさなどがあります。
すると、そこを触れるのは辛いから、とりあえず、見せかけの悩みを作り出します。
その悩みの多くは相手に原因が、あるように感じます。
なぜなら、相手に原因があると思い込んでいるうちは、自分と向き合う必要がありません。
しかし、相手に改善を求めても解決はほとんどできません。
でも、自分の中にある本当の悩みに向き合わなくて済むので都合がいいのです。

しかし、見せかけの悩みが解決しないことで、だんだん苦しくなり、動けなくなると、その現象から逃げようとします。
彼氏を替えたり、事務所や職場を替えると、一見悩みがなくなったように感じますが、本当の悩みを見たくないので、また別の見せかけの悩み作り出すのです。

結局、見せかけの悩みからも本当の悩みからも解放されないのです。

私が本質から解決しましょうとお伝えしているのは、そういう意味があるのです。

本当に求めているのは、誰かでなくて、自分です。
どんな自分も自分と認め、自分のことは自分が幸せにするのです。
幸せになることは、誰かにしてもらうことではありません。自分の責任です。
自分が一番の理解者であり、応援者であってほしいのです。


昔の傷は癒せます。
自分はこうなんだと認めることで、ブレなくなります。
思い込みだって外せます。
人は決めたらそうなります。


でも自分と向き合うのは1人では難しいことがあります。
痛いところはそっとしておきたいからです。
でもいよいよ目覚めの時が来たら、向き合うことになります。

私もいよいよな時は信頼できるカウンセラーや、師匠の助けを借ります。

そろそろ向き合いたいと感じているあなた、そういう存在の方が近くにいなかったら、私が力になります。

きっと、そういうご縁ってあると思うんです。



次男坊が創ってくれたお守り中を見ると、

じゅうどうポケモンのナゲキと、
得意技がグラウンドブレイクといわくだきのグラードン、魔女のペコちゃんのカードが。

すごい護符です(笑)



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